2020.2.20 エネルギーが満ち溢れている人

 元気な人というのは、見た目が違います。
 エネルギーに満ち溢れているというか、気が充実しているというか。
 それは、高齢者でも同じこと。

 この冬も十和田市から委託を受けてノルディックウォークで冬の運動不足解消事業を行っているのだけれど、屋内施設とはいえ、場所は焼山のアネックススポーツランドです。
 暖冬だといっても、そこは近くにスキー場もあるぐらいの環境ですから、結構寒い。(((^^;)

 それなのに、ちょっと動くと暑いといって、アウターを脱いでしまう人がいます。
 その方、薄手の体にフィットしたシャツ一枚で歩き続けるのです。
 エネルギーが体から満ち溢れている様子は、明らかに他の参加者とは違います。

 体も程よく引き締まっていて、インターバル歩行で結構きつめなウォーキングをやっても、自分のすぐ後にしっかりついてきます。

 インターバルの合間のゆったり歩きの際、お話を伺うと、とにかく普段から車を使わずに歩くことを実践されているとのことでした。

 車は、結局乗らないので処分してしまわれたとか。
 市の中心部に住まわれているのかもしれませんが、スーパーに行くにもリュックを背負って、歩くのだそうな。
 多分、かかりつけの病院もなさそうな感じ。

 いくつになっても歩ける体は、日常生活でどれだけ体を動かしているかどうか。
 それを実践し続けている方。
 歩くことで、下半身の筋力がアップして、血流がよくなるのは当然としても、熱量が上がっている人ですから、当然に体温も高い。
 となると、要らん病気は引き寄せない。

 いいことづくめなわけですね。

 これが反対な生活だと目も当てられない。
 負のループから抜け出すのは至難なわけです。
 どこに行くにもまず車。
 運動不足、メタボ、そして筋力不足でフレイル懸念。
 そして体温も低く、病気を引き寄せてしまう。

 ノルディックウォーククラブにも86歳でぴんぴん元気な方もいますし、一日中動き回っていないと気が済まないという方もいます。
 そして、昨年この委託事業に参加されて歩くことに目覚め、春以降もノルディックウォーククラブの定期ウォークの機会に参加された方の骨密度が改善していたという事実も(特にカルシウム系の薬を処方されることなく、半年しっかり歩いただけでの数値の改善結果には、医者もびっくりしていたそうな)。

 ここで書いた方たちは、「死ぬまで自分の足で歩ける体」になっています。
 例外なくエネルギッシュ、そして当たり前ですが皆笑顔で健康であります。

 カズ整体院は、そういう方を一人でも多く増やすべく活動しています。 (#⌒∇⌒#)ゞ