こんなときには

2020年1月28日

ぎっくり腰になったなら

 安静にして、お腹を温め、腰部を冷やすべし。お腹にはホッカイロを、腰部には氷水にて炎症をとりましょう。
 そして、早めにカズ整体院へお越しください。当日は、腰部への無理なほぐしは致しません。
 当院では、立ってお帰りいただくことを最優先にした対応を取らせていただきます。
 まず、足指を丁寧に解します。観趾法ベースの足指へのアプローチで、殆どの場合、立って帰ることができる状態にまで復活します。
ただ、難点はかなり足指の解しが痛いこと。
ぎっくり腰を発症した方は、足指の踏ん張って立つ力がとても弱っておられます。そこで、足指にグリップ力をつけて、まずは立てる状態にまでもっていきます。
お時間があれば、ハムストリングス及び内転筋にアプローチしますが、次回、一週間以内にもう一度来院いただき、ぎっくり腰の再発防止のためのハリを取り除きつつ、お体のバランスを整えるための全身整体を受けていただきます。
これで、ケアは万全です。

坐骨神経痛になったなら

 原因不明の腰痛、そして下肢の痺れ これってなあに?
 一度、整形外科で診断していただくのがベストです。
 レントゲン、МRI等で病院の診断を受けてください。まれに内臓疾患に関わる病気から派生した痛みであるケースもございますので。
 坐骨神経痛という診断が下された場合の当院での対処法を説明いたします。
坐骨神経痛は、とても厄介な病気で、箱根駅伝を走るような健脚ランナーから運動不足の中高年サラリーマンまで発症するもので、坐骨神経にそって痛みが走ることから、俗称としてこの名が付けられています。
他のサイトでもこの病気のことはよく説明されていますが、原因は現代の医学を以てしても不明です。
また、間欠性跛行という症状が出る場合もあります。
私がそうでした。
少し歩いては、臀部が痛くなり、腰を屈めると症状が和らぎ、そして少し歩いてはまた痛みが出るということの繰り返しで、満足に歩くこともままなりません。
そして、自然治癒はほとんどありえません。筋肉のマヒが進行します。
仕事にかまけて放置した結果、足を引きづって歩くようになった方を何人も見ました。
放置したままだととても怖い病気ですが、シッカリとケアすることによって元通りの元気な状態を取り戻すことが可能です。
注射や投薬又は手術で改善したいと思われる方はここから先は読んでも無駄です。
当院では、パッシブケアとアクティブケアという二つのケアで完治までのサポートをいたします。

パッシブケア
痛みがひどいときは、当院では、筋肉(経絡)に見られるハリやコリを改善し、症状が緩和するように持っていくことを第一義として施術します。
特に坐骨神経痛の場合は、臀部に強烈な痛みを伴うケースが殆どです。
この痛みを和らげ、ハリを改善することから始まります。

アクティブケア
症状が緩和してきたら、ストレッチで筋肉の回復を促します。
回復の度合いをみながら、通院の頻度を下げていき、あとは、ご自身でのウォーキングでお体を整えていただきます。
痛みが強いときは誰でも不安です。私もそうでした。
でも、幸い私もこの二つのケアで今ではバリバリ元気に動ける体が戻っています。
 

セッションを受けていただいて アフターザセッション
 当院で、セッションを受けていただいたその効果を紹介させていただきます。

セッション事例その1
セッション内容 観趾法ベースの足ツボ療法
 通常、この療法単体で施術をするよりも、炭酸整体との組み合わせで選択される方が多いのですが、今回は、その効果を見ていただくために、当院の患者さんにモニターとなっていただき、施術の成果を撮らせていただきました。

① 施術前のモデルさんの足です。1日立ち仕事をして後、当院にお越しいただきました。
足全体が浮腫んでいることがお分かりいただけるるかと。
② 足首もそうですが、脹脛全体がパンパンに浮腫んでいます。
これでは、脹脛がポンプの役目をして血液を送り出す機能も低下していると思われます。
③ 脹脛もですが、膝にも浮腫みが出ておりまして、膝小僧も隠れてしまっています。
④ 足首もくるぶし全体が浮腫んでいるというよりも腫れているかのような状態です。
⑤ もう一方の膝もこのような状態です。上記膝もこちら側の膝も膝裏は、ブヨブヨとした感触があります。膝裏はリンパがありますので、このブヨブヨとした状態は、リンパへの排出がスムーズにいっていないと考えられます。
⑥ 施術前に足湯に入って、リラックスしていただくとともに、温めることで、血行を良くします。当院の足湯は、「スパークリングホットタブ」の炭酸タブレットを2錠使用します。
この炭酸タブレットは、類似品も多く出回っていますが、クエン酸を使用しての入浴剤はこれのみです。
足湯もそうですが、お風呂で使っていただくとその効果を実感していただけるかと思われます。
⑦ 足湯で使用するバケツです。あまり熱いと、炭酸が飛んでしまいますので、40℃以下温めのお湯を張っています。
⑧ タブレットを投下したお湯に両足を入れていただきます。時間にして約10分。冬場ですと、膝の上に毛布をおかけしますが、季節によっては、このままお待ちいただきます。
⑨ 足湯は、気持ちいいです。 (#⌒∇⌒#)ゞ冬場で足が冷え切ったときに私もよくやります。ブクブクと炭酸タブレットが解けているのがお判り頂けるかと思いますが、炭酸が解けた後のお湯は、「重炭酸湯」となりますので、時間が許せば、本当は、もうあと5分ぐらい浸かりたいところです。
⑩ オイルマッサージに使用するのは、これです。プルーンで有名なミキのアボカドオイルです。アボカド以外にもフラックスシードオイル、酵母エキス、アロエエキスその他体にイイ成分のオイルが濃縮されているものを使用します。
⑪ このオイルは、通常、口に入れる健康食品です。この贅沢な油分を使ったマッサージを施すことにより、皮膚から体にイイ成分の浸透を促します。また、オイルを使用しないマッサージに比べ、浮腫みをとる効果は倍増します。
⑫ 通常10粒程度使用して、片足に5錠分ずつのオイルを使います。写真は、11粒ありますが、浮腫みの状態をみて、追加することもあります。
⑬ アフター足湯の状態です。①の状態に比べて、湯上りのいかにも「さっぱりとした」感じです。10分足湯に浸かってこの状態です。でも、この段階では浮腫みはとれていません。画像にしておりませんが、足湯が使ったのは、足首から下ですので、炭酸ミストを膝から下に仏聴けてその浸透を促したのち、オイルマッサージを始めます。
⑭ 施術は、まず左足から。画像では下側の足から始めます。施術の効果を実感いただくために、片足だけ施術しました。左右差は一目瞭然ですね。画像ではわかりにくいのですが、足の色も違います。施術前の足のほうが赤紫のような色です。
⑮ ⑭の画像を一寸遠い目線で撮ってみました。両足の脹脛の太さの違いがよくお分かりいただけるかと思います。
⑯ 足首から下の状態です。上下の比較で足のサイズまで違って見えます。モデルさん曰く、足裏で一番気持ちいいのが土踏まずへのアプローチだそうです。足裏は、内臓の反射区のツボが多く集まっています。特に毒素の排出を意図しての施術となりますので、膀胱・腎臓の反射区のツボを多く刺激します。足指へのアプローチもオイルを使用しない場合に比べ痛みをそれほど感じません。
⑰ 片足を終えるとタオルでラッピングして、オイルの皮膚への浸透を待ちます。オイルマッサージに両足で10分~15分程度使い、その後5分~10分この状態でお待ちいただきます。 待つというよりは、殆どの方は、マッサージの段階でうとうとされていますので、至福の時間を堪能いただいているといったほうが正しいかもしれません。
⑱ 両足の施術が終わりました。①、⑭、⑮の画像と比較していただくと、足がピカピカして色白の本来の足の状態となっていることがお判り頂けるかと思います。心なしか、足が喜んでいるような気がします。
⑲ ④とは全く違う表情の足です。モデルさんが言われるところによれば、施術後の足は、足が軽くなっているといいますし、パンツスタイルで脚にぴったりしたタイプのものを穿くと施術後には、太腿や脹脛の足回りが全然違うことに驚くそうです。更に、本当にその効果を実感するのは、施術後よりも一晩寝た翌朝だそうです。寝覚め後の一歩が全く違った「快適な朝」を迎えられ、ようし、今日も頑張って仕事をしようという気になるそうです。

セッション事例その2
セッション内容 炭酸整体
 モニターとなっていただいた方は、事務のお仕事をされている43歳の女性です。
 前日夜から肩が痛くて、眠れない一夜を明かし、整形外科にて診察を受け、レントゲン写真の結果、薄く石灰が関節に付着しているとの指摘を受け、石灰沈着性腱板炎になっているという診断を得たとのことで、痛い右側の腕を三角筋で吊って、お見えになられました。
患者さんのお話が曖昧なのですが、石灰沈着性の腱板炎が原因で五十肩になっているとも言われたとのことでしたが、腱板炎が五十肩の原因とは言い難いため、患部を見せていただくとともに、触診、可動域の検査等をすると、痛くて動かせないという腕は、上には少しだけ動かすことができるという状態でした。
少しでも状態が改善すればとのことでしたので、とりあえず痛い方の腕を上にして、横向きになっていただき、肩の周辺部位から解しにかかりました。
肩コリ、首コリもそうですが、肩甲骨周りを中心に解すとともに、右腕の張りを解してみたところ、お見えになられたときから、5センチぐらい上に動かすことができました。
 それ以上は、痛くて動かせませんでしたが、症状が改善したことを喜んでいただくとともに、ホームページにモニターとして掲載させていただくことを快諾いただき、以後の施術がはじまりました。

 炭酸で、固くなっている肩周辺部の筋肉を確りと解して血行をよくした後で施術。
状態が改善した後は、PNFストレッチを平行して実施。
ご自身も少しでも早く良くなりたいとの思いから、ご自宅でも積極的に動かしていただいたおかげで通われるごとに可動域が改善していきました。

施術開始当初です。
腕をつらない「この状態でいる」ことすら辛かったのでいたくない左手で、右腕の手首をつかんでおられました。
施術を重ねるごとに動きが改善するとともに、痛みも少なくなっていきました。
肩周り、特に大胸筋の解しは毎回しっかりとケア
拳上した状態です。
最終的には耳にくっつく位にきれいに伸ばすことができました。
施術開始当初は、腕を伸ばすなんてできませんでした。

施術は、都合10回
 ほぼ週一から10日程度のペースで通院いただき、最終的に腕はぐるぐる回しても問題ないぐらいに回復しました。
 期間にして、約三か月かかりました。
 通常の五十肩等は、半年から一年程度かかるというのが定説ですので、「本当に五十肩」であったのかどうかは、不明ですが、肩の辛い痛みから解放されて以前にもましてお仕事をバリバリされていると聞きとてもうれしく思いました。