2021.2.9 手荒れ対策

 手荒れ、について患者さんと話す機会が続きました。
 最近の子供達は、手洗の励行やアルコール消毒等で手が荒れているのではないかという質問。
 そして、一定人数以上、従業員を抱える企業が、雇用が義務付けられている障害者について。
 一律に障害者と言っても障害の程度は様々なのだけれど、その企業が雇い入れた障害者達を見ていて気づいたことがあると。
 それは、障害者達の手荒れ。
 健常者に比べて、手ががさがさになっていて、クリームを付けること、手袋をはめて寝ることを推奨しているのだけれどということについて。

 この2つについて、呼吸が関係しているのでは、というのが当方の見立てであることをお伝えしました。
 子供の手荒れは、「手の洗いすぎ」で油分が足りなくなっているかもしれないけれど、常時マスクをすることを義務付けられた生活をしていることによって、口呼吸に陥ってしまい、アトピー肌のような状態になっているのかもしれませんよ、と。

 もう一つは、夜クリームを塗って、手袋をして寝るのも手荒れ対策の一つなのですが、一つ注意してみていただきたいのは、その子達は、常時口を開いていませんでしょうか、と。
 もし、そうであるならば、効果的な体操があるんですけれど。

 はい、そうです。
 2つの事案を解決する方法。
 副腎皮質ホルモンの投与をせずに肌をきれいにする方法。

 口呼吸を鼻呼吸に促すある体操。

 はい、「あいうべ体操」です。
 
 自分も、車を運転しながら、キラキラ星の節回しで「あいうべ」をやっています。

 コロナ時代、呼吸の重要性は高まっています。