2023.6.13 メノツケドコロ

フェイスブックでちょっと変わった画像と投稿記事がアップされていました。

 子供が皮膚病に罹ったと思い病院に連れて行ったら、足の甲のクロックスサンダルの穴が空いている部分だけが日焼けして斑点ができているように見えただけだった。なんでも病気に結びつけてはいけない、という趣旨の投稿でした。

 でもね、見るべきはそこじゃないのよ。

 クロックス以外にもサンダルをよく履いていると思しき母指と人差し指の間隔、そして屈み指、小指の変形こそが問題な子供の足です。

 この子の運動能力はどうなんだろう、つまづきがちではないのかな、趾の問題が改善すれば、今よりももっと運動能力が改善するのに、とつい職業柄の視点でこの画像を見てしまいました。

 たかが「履物」でありますが、骨がしっかり固まり切っていない「軟骨状態にある」子供の足にとってはかなりな負担となります。そして、この曲がった趾のまま成長して固まってしまうことがこの子にとって不幸なわけで。

 当院にもオスグッドを疑われるお子さんを連れて来院される方がいます。オスグッドの対処に先立って、趾・履かれている靴を拝見すると、この画像のような趾になっているケースが殆ど。

 当院では、ゆびのば体操&ゆびのばソックスで趾を元気にすることから始めていただきます。

 画像はフェイスブックの投稿記事からお借りしました。m(_ _)m